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【業績につながる人事制度とは】  財田卓治
昨今、様々なお客様から、
「人事制度の改定を検討している」
「どのような人事制度が自社に合っているのか意見が欲しい」
という声を多く頂きます。

時代背景もあり、人事制度に見直しをかける企業が増加しています。
一方で、「人事制度のもたらす効用」については、よくわからない、という方も多いのではないでしょうか。

今回のブログでは、「業績につながる人事制度」のあり方について
以下の3つのことについてお話させて頂きたいと思います。

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• 業績向上を阻む問題点
• 業績につながる3つのポイント
• 人事制度改定の各論
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◆業績向上を阻む問題点
人事制度改定の究極的な目標は、社員ひとり一人が自らの強みを発揮し、
組織の力として「業績」という結果につなげることです。

100年に一度の不況と言われる時代的背景において、
企業価値を高めることができない企業は業績も上がらず、
市場から退場せざるを得なくなっています。企業の価値を高めるのは「人」であり、
その「人」から成り立つ組織の力です。
厳しい環境においては、本物と偽物が平時以上に明確になり、企業も社会から選別をされますが、企業内においても「人」が選別されます。
優秀な人材には最大限の活躍を期待し、貢献度が低い人材には能力を高め、成果を生み出す人材に変わってもらわなければなりません。そのためには、いい意味でシビアであり、正当な評価・処遇ができる人事制度が必要となります。


【業績が上がらない個人と会社が抱える問題点】
図4


業績が上がらない個人と会社が抱える「問題点」と「あるべき姿」のギャップを埋め、
「個人の成長が会社のつながる仕組み」、経営管理の強力なツールが人事制度です。

◆業績につながる3つのポイント
人事制度の改定を業績につなげる、つまり個人・会社を「あるべき姿」に近づけるためには、
戦略的な設計、導入が不可欠です。
マングローブでは、以下の3つのポイントが必要であると考えます。

①組織改革のメッセージとして発信、浸透させる
「意識を変えろ」「パラダイムを転換しろ」と言葉で言い続けても、
社員の行動レベルにまではなかなか変わりません。
社員の意識改革やパラダイム変革を促すためには、仕組みを変えるという大きな動機付けが必要です。
人事制度改革を、組織改革のメッセージとして社内に効果的に発信・浸透させることが成功の鍵となります。

②人事制度改定の目的・GOALを明確にする
「何のために、なぜ改定する」という目的やGOALを明確にすることが定着のポイントです。
その際には会社としての理念、存在意義を再確認し、一貫性のある仕組み作りが必要です。

③日常業務に直結したマネジメントツールにする
経営目標(実績や理念)とリンクした個人目標を設定することで、
日常業務に直結したマネジメントツールとして運用すること。
このことが人事制度を強力な経営管理システムとして機能させる上で重要なこととなります。

◆人事制度改定の各論
人事制度改定のポイントは、「等級制度」「評価制度」「報酬制度」の相互性、連動性にあります。
業績向上につなげるためには、上記3つのポイントを、網羅的に人事制度の各論に織り込むことが
必要です。

・等級制度の見直し
会社が求める人材像を明らかにする
⇒会社からの期待を明示することで、社員一人ひとりが何をするべきか認識させる
 ex. 上を目指したくなる等級設定、昇格・降格の弾力的運用

・評価制度の見直し
経営目標に紐づいた目標管理(MBO)を設定する
  ⇒経営目標に導かれた個人目標と、その目標を達成するプロセスを明らかにする
ex. 成果を生み出すプロセスの明示と確認、上司と部下のすりあわせとフィードバック
理念に基づく行動を評価する
⇒会社業績の貢献に加えて、理念実現に貢献しているかどうか見極め、評価する
ex. 理念を行動レベルにブレークダウンする、理念実現を行動評価に落とし込む

・報酬制度(賃金制度)の見直し
会社貢献に対する見返りをはっきりする
⇒会社業績への貢献に対して、見返りがどのくらいあるのかを明確にする
ex. 会社業績、個人評価と連動した給与・賞与体系、メリハリのある昇給(減給)

最後は各論にまで落とし込んでお話をさせて頂きましたが、
「人事制度」は、適切な内容のものを着実に運用することでその効果を発揮し、
最終的に業績向上につながります。

それを実現させる為には、やはりビジョンや理念、「どうあるべきか」という明確な将来像が必要になってきます。

人事制度を構築・改定をお考えの際には、自社の「あるべき姿」はどんな姿か、その為には、何を社員に発信し、どんな制度を作り、何を求め、何を与えるべきか。

「そろそろウチも人事制度を見直すか」
そうお考えの経営者の皆さん、人事担当者の皆さまには
一度自社の将来=「あるべき姿が明確か?」「実現するためには何が足りないのだろう?」と、
じっくり考えてみて頂きたいと思います。
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[2009/01/21 17:38] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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