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経営者の成長  【財田 卓治】
 私たちが組織・人事に関するコンサルティングをさせていただくにあたって、
 まずは経営者の方々とのインタビューやディスカッションを通じて、
 それぞれの経営者が持っている「人に対する考え方」「仕事に対する考え方」
 「社会に対する思い」「その会社によって実現したいこと」等をお伺いします。

 常に明確にされていて即答できる方、漠然としているものの時間をかけてお伺い
 するとにじみ出てくる方、様々な方々がいらっしゃいます。

 当たり前のことではありますが、それぞれの方のそれまでの経験に深く根差し、
 その経験から導き出されることばかりです。

 そんな中で、「言葉」としてよく耳にするのが、「感謝」という言葉です。
 どの経営者の方とお話をしても、表現は違えど、必ずと言っていいほどこの
 言葉に行き着きます。

 お客様への感謝、社員への感謝、仕事への感謝、家族への感謝・・・
 イケイケで儲かっていた会社の経営者でも、業績が厳しくなってきた状況に
 おいて、原点は「感謝」であると気づいた、と仰います。

 今後、会社を継続、成長させていくためには、何が大事で、何を変えずに守り
 続けるのか、何を変えなければならないのか、しっかりと足元を見つめ、心の中
 のものとの対話が必要になります。

 走り続けなければならず、立ち止まることができない経営者だからこそ、この
 ような機会をどこかでつくらなければならないと思います。

 漠然とは持っているものの、明確な言葉となっていない経営者は、われわれと
 コミュニケーションを重ねていく中で、漠然としたものが徐々に明確になり、
 力強くなっていきます。

 当初、言葉になっていなかったものが、いつの間にか、あたかも大昔から語り
 続けていたかのように言葉にされるようになります。

 心の中、頭の中に漠然と持っているものを、突き詰めて考え、言葉に出して
 アウトプットし、それを経営に、事業運営に反映していく。一人の人間として、
 社員とどのように接し、どう向かい合うのか。僭越な言い方ですが、経営者
 自身が成長されたことを実感します。

 われわれの仕事は、このような経営者の成長の支援も行っていると言っても
 過言ではないと思っています。
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[2010/04/02 15:14] | コミュニケーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
社員の定着と育成において最も大切なこと 【新村 崇】
 今週、「社員の定着と育成」をテーマに、経営者や人事の方々を対象にした
 セミナーの講師を務める機会がありました。

 皆さんの悩みをお聞きすると、「即戦力を求めて採用しているが、優秀な社員ほど
 離職してしまって定着しない…」「社員のやる気を高めようと様々な施策を打って
 いるが効果がない…」などの声。

 一般的に、定着と育成を実現するためには、「企業理念・ビジョンの浸透」や
 「採用・育成・評価の仕組み作り」を行うことが必要不可欠であると言われて
 います。

 但し、現場において最も大切なことは何かと考えると、それは「上司の、部下に
 対する理解とフィードバック」です。

 ある退職社員へのアンケート調査によると、退職理由の第一位は、「上司との
 人間関係」とのこと。職場で様々なストレスを感じていても、それを上司や先輩が
 理解していないことがモチベーションを下げ、退職を決断することにつながって
 います。

 それを防ぎ、部下のやる気を高めていくためには、日常の業務プロセスと、評価
 などの節目のタイミングにおいて、部下の変化を知り、考えを理解し、フィード
 バックすることが上司に求められます。

 意識して部下を日常から観察し、変化を「見る」「感じる」「聞く」。
 そこから部下が今、仕事や組織に感じていることや、自分自身について考えている
 ことを「理解する」。そして、その理解を示し、向き合い、上司としての考えを
 フィードバックする。

 相互理解を得ることができれば、部下は、自分の仕事の意味や、会社における
 存在意義を確認することができます。また、自分への理解に対して、上司や組織
 への信頼感を抱きます。

 さらに、自分には何が期待されているのか、自分は何ができていて、何ができて
 いないのか、自分の立ち位置を自覚することができます。結果、やる気が高まり、
 組織における自分の目標と行動を明らかにできます。

 人と向き合うことは、エネルギーがいることです。しかし、理解し合えた時、
 その信頼感は、組織の目的を達成するための大きな力となります。

 一人ひとりの社員を観察して、理解し、フィードバックする文化を職場に
 つくること。それが、社員の定着と育成に最も大切なことだと考えます。
[2010/03/12 15:21] | コミュニケーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
【何もまとまってないのに「ようするに」と言ってしまう】  財田卓治
 缶コーヒーの宣伝で、駅の大型広告ボードに往年の漫画キャラクターと一緒に、若い社会人が
 思わず言ってしまう言葉が掲示されています。
 そのなかに、私が若かりし頃、よく上司に向かって発し、よく怒られていた言葉がありました。

 何もまとまってないのに 「ようするに」と言ってしまう

 まさに同じことを、反省もなく繰り返しやってました。

 前職の会社では、社員皆経営者主義の考え方のもと、経営情報を全社員に公開することを標榜
 し、その一つの施策として取締役会で話し合われたことを各部・課ごとで上司からフィードバック
 されていました。
 上司である部長から、取締役会での議案ごとに、その背景、議論のプロセス、結論、その決定
 事項における効果などを詳しく丁寧にフィードバックされていきます。
 私は癖として(いま考えるといやな癖ですが)、一つの議案の説明が終わるごとに、自分で理解
 できたかを確認するために、「要するに・・・・ってことですよね?」と聞き返していました。
 その質問のような、確認のような私の言に対して、上司からは「ぜんぜん違う!」と怒られていま
 した。詳しい説明に対して、その一瞬で一言でまとめられるはずもなく、無謀にも自分の言葉で
 言い換えることを続けていました。
 その上司と同じ組織で働いている期間においては、最後まで上司に納得してもらえるように言い
 換えることはできませんでしたが、いま振り返って考えると、全体像をつかむ、要約する、ポイント
 を抑えることの訓練をさせてもらったのではないかと思います。
 「ぜんぜん違う!」と一蹴されることで、次はちゃんとまとめるぞと意地になっていたようにも思い
 ます。そのことに懲りずに付き合っていただいた上司には感謝しています。

 一言で表現することができなくても、ポイントや要諦を抑えることはとても重要です。他者とコミュニ
 ケーションをとる場面において、時間的制約は必ずあり、その中で相手に理解・納得をしてもらう
 コミュニケーションを図るスキルは常に磨き続けなければなりません。
 そのためには、いつも頭の中がクリアでないと伝えることはできませんし、そのテーマに関して
 日頃からアンテナを立てておく必要があります。アンテナを立てているから、関連する情報に反応
 し、情報をストックし、考えが深まり、醸成されていくと思います。

 若かりし頃の苦い思い出を振り返って、改めて自分自身に言い聞かせ、精進していきたいと思い
 ました。

 (財田卓治)
[2008/11/30 17:44] | コミュニケーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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