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理念の浸透度はどう測る?【新村 崇】
 先日、企業理念を自分たちで策定して、理念経営に力を入れているという
 お客様から、「理念の浸透度を測りたい」というご相談を頂きました。

 これからグローバルに積極展開していく中、グループ全体で、価値観の統一を
 図り、事業の安定成長を実現するための軸を作りたい。

 そのような思いで、理念経営に力を入れていらっしゃいます。

 理念経営を進めていくからには、「Plan(浸透計画を立案する)→
 Do(施策を効果的に打つ)→Check(成果を測り、施策を評価する)→
 Action(次の 施策を打つ)」のサイクルを継続的に回していくことが肝心です。

 その際、「Check(理念浸透度の調査)」は、より的確な次の施策を打つために
 大事なポイントになります。

 では、どのような調査を行えば良いのか。弊社のアプローチを少しご紹介します。

 理念が浸透しているという状態にはレベルがありますが、最も望ましいのは、
 理念が組織の風土に根付いて、業績向上に結びついている状態です。

 理念浸透のレベルを3段階で分けると以下のようになります。

 【理念浸透のレベル】
  ◆Level1:社員が理念を理解している
         ↓
  ◆Level2:理念に従って、判断、行動できている
         ↓
  ◆Level3:理念が組織風土に根付き、業績向上に結びついている

 目指す状態はLevel3のため、調査する際は、理念の理解度だけではなく、
 メンバーの行動に影響を及ぼす「マネジメントの行動」や「職場風土の状態」
 についても把握する必要があります。

 しかしながら、多くの企業では、理念の理解度の調査にとどまっていることが
 少なくありません。

 会社全体、また、各部門、階層、職種が、どのレベルにまで到達しているのかを
 測ることによって、より効果的な施策を打つことができます。

 理念経営を進めていく上で、浸透の成果を確実に得るためには、
 Level3をゴールとして、「浸透度合いの定点観測」を行うことをお勧めします。
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[2010/10/08 11:21] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
会社のストーリーを共有する ~A社訪問での気づきから~ 【新村 崇】
 先日、創業90年を迎える、ある業界のトップ企業A社にお邪魔する機会が
 ありました。打ち合わせ後、担当者の方に、オフィスの一画にある、会社の
 歴史が展示されたスペースを案内していただきました。

 その展示スペースのコースには、創業時から現在に至るまでの会社の歩みや
 時代背景、そして未来に向けたビジョンまでのストーリーが掲示されています。

 世の中の変化の波を乗越えて発展を遂げてきた歴史が分かりやすく記録
 されており、その中から、受け継がれている事業の精神や、事業に賭けてきた
 先人達の弛まぬ努力が想像させられる展示でした。

 数十年の会社の歴史を辿ってみると、長い時間軸の中で、今自分が置かれている
 状況を俯瞰的に見ることの大切さを感じるものです。今日の一日一日が時代を
 創り上げているんだなあと、日々が点から線へと変わっていく実感を持ちます。

 A社の歴史から勉強させて頂いた私ですが、それだけでなく、自分の会社の
 歴史について、誇りと自信を持って語られているご担当者にも大変感心しました。

 以前のコラムでも取り上げたワタミの渡邉会長がおっしゃっていたことです。
 
 1.会社の歴史に自分を重ね合わせる(過去に学ぶ)こと
 2.会社の未来に自分の夢を重ね合わせる(未来に思いをはせる)こと
 3.会社らしさと自分らしさを重ね合わせる(仕事を通じて夢を実現する)こと
 
 この3つができる社員は働く幸せを感じることができると。
 きっとそうなんだと思います。

 マングローブの組織風土の「5感」の考え方で解釈させて頂くと、特に、
 「熱中感」(意義の納得×夢)に当たるところです。

 ▽参考:マングローブの「5感」 熱中感のページ 
 http://www.manglobe.com/img/kasseika_main.gif

 時々、自分の会社のストーリー
 (創業の精神~時代の中での歩み~まだ見ぬ未来への道筋)に思いをはせてみる
 ことで、自分の仕事の意義を再確認することができるのではないでしょうか。

 そのためには、会社のストーリーを整理すること、それを社員間で共有し、
 考えたり、話し合ったりする機会が必要ですね。A社の訪問での気づきから、
 感じたことを紹介させていただきました。
[2010/09/17 11:30] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ブレていないか? 【新村 崇】
 ブレない会社は強いですね。今週、「日本ヤフーがグーグルと提携」という
 発表がありました。日本の検索シェアの9割はグーグルが握ることになるようです。
 同社の理念はよく取り上げられますが、“世界最高の検索エンジンを作り出す
 という目標に向かって先鞭を付けることに全力を傾ける”と説明があります。
 同社の理念は、きっと創業時からブレず、その成果が今に至るのでしょう。

 目指すもの(理念)を追求し続ける企業姿勢が、商品やサービスに表れている
 ことは、消費者の立場からよく実感できます。

 私事ですが、先週は東京ディズニーリゾートに行く機会がありました。
 強烈な暑さの中でしたが、入園者(ゲスト)はショーで飛び跳ね、一緒に踊り、
 キャラクターに手を振り、大盛況。日本人だけでなく、世界中(特にアジア)
 から観光客が訪れていました。ディズニーが世界中で愛され続けている
 最大の要因は、“自由でみずみずしい発想を原動力に、すばらしい夢と感動、
 ひととしての喜び、そしてやすらぎを提供します”という理念を追求し
 続けているからでしょう。ディズニーもブレていない。

 マングローブでは企業理念の構築や浸透のサポートをさせて頂いていますが、
 ブレない会社をつくるためには、まず、社長の考えがブレないことが肝心です。
 社長の原体験(価値観や信念を形成する過去の出来事)などをお聞きしながら、
 相当な時間をかけて企業理念を構築していきます。
 構築後は、社長が語り続け、従業員には、その意味を考えて話し合ってもらいます。
 同時に、理念を経営の仕組みにも落とし込んでいきます。その過程で、
 少しずつ理念が従業員に腹落ちされ、社長だけのものでなく、従業員のものにも
 なっていきます。

 先日、ある方から、経営における「不易流行」という考え方を教えて頂きました。
 世の中の変化(流行)に適応しつつも、理念は変わらず、しっかりと持ち続け
 なければならない(不易)ということ。世の中の変化が激しい時代だからこそ、
 私たちは時々、「自分は今、ブレていないだろうか?」と、問いかける必要が
 あるように思います。

 最後に、“ブレないあの人”の名言を・・・。
 ~29才の頃の自分のインタビュー映像を見せられ、感想を聞かれて~
 「今これYAZAWAが言ってると思って聞かないでください。このビデオを見た、
 あるプロデューサーが言ったとしたらね。そりゃこの人、サクセスしますよ!
 だってブレてないもん、全っ然ブレてない!」By ロックミュージシャン 矢沢永吉
[2010/07/30 12:00] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
企業理念を浸透させるには? 【新村 崇】
 先日、元本田技研工業の経営企画室長、小林三郎さんにお会いする機会がありました。
 企業文化やイノベーション・マネジメントをテーマに、大学や企業で活躍されている
 小林さん。世界標準のエアバックを開発したことでも有名です。

 ホンダの基本理念は、「人間尊重」と「三つの喜び(買う喜び・売る喜び・創る喜び)」
 の2つ。これは社員の誰に聞いても答えられる、ホンダで最も大切にされている価値観
 だそうです。

 この理念がどのように現場に浸透されていたのかをお聞きしたところ、1つは「社長が
 現場に言って社員に直接語ること」、2つ目は「社員に“問いかける”こと」だと
 お話されました。

 “問いかける”とは、社員が考える時間と機会を作り出すということ。ホンダには
 「ワイガヤ」という文化があり、「ホンダはどうあるべきか?」「これからお客様に
 求められる価値は何か?」といったテーマで、三日三晩、部署や役職、年齢関係なく
 議論し続けます。これを、社員は一年間に4回(つまり、12日間)も参加していた
 とのこと!

 また、日常の仕事において、若手社員は、上司や先輩から、「この仕事のA00
 (エーゼロゼロ)」は何だ?」と聞かれるそうです。ホンダでA00とは、
 「本質的な目的」「夢」「コンセプト」のことを指します。普段の仕事から、仕事の
 目的を徹底して考える癖を身につけることで、自律した人材の育成に努めています。

 企業理念の現場への浸透策は、企業の特性(事業内容や戦略、文化等)によって様々
 ですが、成果を出している会社には共通点があります。それは、企業理念が職場の
 合言葉になるレベルで理解され、社員が自分のものにして行動していることです。

 マングローブの企業理念浸透コンサルティングにおいても、あらゆる方法で、社員が
 自ら考えながら理解していくことを重視します。「自社の理念はどういう意味だろう?」
 「なぜそれが必要なのだろう?」「自分には何ができるだろう?」と。

 そのために、社員が集まって考える場作りを行ったり、日常の仕事の中で考えられる
 ような仕掛けを作ったりしています。社員が自ら考え続けた結果、普段の仕事の中から、
 「あ、こういうことか!」と、腹に落ちる回答を見つけることができれば、会社の理念は
 自分の理念にもなっていきます。

 企業理念を掲げていても、社員には理解されていない、浸透されていないという会社は
 少なくありません。そのような場合は、社員が考えるきっかけとなるような場作りを行う
 から始めてみてはいかがでしょうか。

 最後に、マングローブの企業理念や取り組みは、ホームページからご覧頂けます。
 参考までに、ご覧頂ければ幸いです。

 ★マングローブの企業理念  http://www.manglobe.com/company/ideal.html
 ☆マングローブの30ブロック http://www.manglobe.com/company/30block.html
[2010/06/04 11:13] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
【“リアルストーリー”としての企業理念】  財田卓治
将来的な事業承継を視野に入れ、「経営者候補」となる人材を養成することを
目的の一つとして、人事制度を改定することがあります。
会社からの期待役割として事業マネジメント、業務マネジメントを明文化し、
等級、評価の仕組みに組み入れる、若手であっても能力や意欲がある人材を
マネジメント職への抜擢を可能とする等、さまざまな手法があります。

直接的ではないものの、「企業理念を体現していること」を会社の求める
人材像とし、その企業理念に沿った行動が取れているかを評価項目として
採用することもあります。
次世代の経営を担っていく人材としては、その会社の企業理念を自身と
同一化していることは必要十分条件ではないでしょうか。

企業理念とは、単に「言葉」としてのみ存在しているものではありません。
その言葉は、創業時からの大きな障害を乗り越えてきた数々の生々しい
リアルストーリーに裏打ちされたものです。

神戸大学の金井壽宏先生が言われる「一皮むける経験」、
名著『ビジョナリーカンパニー』が著される際の調査項目の一つとして
経営者にインタビューされた「企業変革となった転換点」など、
転機において発揮された行動とその成果から導き出され、紡がれたのが
企業理念ではないでしょうか。

企業理念は「言葉」だけが受け継がれるのではなく、ストーリーとして
語り継がれていくことが重要だと思います。
その場面において、どのような思いを持ち、どのようなことを考え、
どのような視野を持ち、どのような資源を使い、どのような行動を
選択して道を切り拓いていったのか。

そのときの経営者になりきって、同じ目線で事態を捉えられないと
真の企業理念の浸透とは言いがたい。
状況は違えども、企業変革の場面、大きな困難に立ち向かう場面、
そして日常の場面で発揮されてこそ、企業理念の体現と言えると思います。

そのためには、企業理念の背景にあるリアルストーリーをケースとして
追体験、疑似体験する機会、仕組み、装置が人材育成の施策に
盛り込まれることも必要でしょう。
企業理念の体現者を再生産していくことが、企業の継続・発展には
欠かせないと思います。

経営のバトンタッチにおいて、リアルストーリーを基盤とした
企業理念の継承こそが、重要な要件であると考えます。

[2009/04/13 17:33] | 企業理念 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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