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評価者研修のあるべき姿 【鈴木 泰大】
 今月に入り評価時期ということもあって、毎週のように評価者研修を行っています。
 評価者研修というと評価を適切に行えるようにすることが目的とされますが、
 もう少し具体的にする必要があると感じています。

 よく挙げられる評価者研修の目的としては、評価者によって評価結果が
 変わらないようにする、全体的に高すぎる評価結果を是正する、被評価者にとって
 納得度の高い評価にする、といったことですが、評価結果を人材育成に活用できる
 ようにするといった声はあまり聞かれません。
 評価の本来の目的は公正な処遇の実現や人材育成ですが、評価者研修を行う際には
 後者があまり視野にはいっていないように感じられます。

 評価を活かすためには、人事制度自体が自社にあった形になっていることと、
 評価者が一定レベルの知識や能力を持っていることが必要で、それらがなければ単に
 評価をするだけで活用しきれていない可能性が高いでしょう。

 人事制度の運用面の必要な要素としては、組織としての考え方が一貫して盛り込まれて
 いることと、運用するために必要な情報が盛り込まれていることが挙げられます。
 特に運用が上手くいっていない場合には後者が理由が挙げられる傾向があります。
 言い換えると評価の内容が分かりにくいということで、制度の見直し、
 あるいは評価者研修での情報補填が必要となるということです。

 もう一方の評価者については、以下の3つの要素が押さえられている必要があります。
  ?人事制度の理解
  ?評価者としての意識
  ?評価スキル

 一つ目の「人事制度の理解」とは、単にルールの理解に留まらず、制度に込められた
 組織の考え方を理解しているかがポイントで、理想としてはその考え方に評価者が
 共感し、自らの言葉でそれを被評価者に伝えられる状態が望まれます。
 また、評価すべき内容を日常の行動レベルで理解している、さらには社内にどのような
 教育機会があるのかも理解しておくことも必要です。

 二つ目の「評価者としての意識」とは、評価の重要性や評価をする際に注意すべきこと、
 評価者自身の癖を認識することで、実際に評価を行う際に評価者自身が意識して取り組む
 ことができる状態になることが必要となります。えてして評価はそれ自体が目的になって
 しまいがちで、本来の評価の意義は忘れられてしまうことが多いですが、そうなると
 評価を活用することは極めて難しくなります。目標設定、日常のマネジメント、評価、
 フィードバックという評価フローの全ての場面で、評価者が常に意識しておかなければ
 いけないことなのです。

 三つ目の「評価スキル」とは、評価や指導育成に関する知識、判断力や
 コミュニケーション力であり、主に評価結果を活用する力として一定レベルが
 必要となります。

 評価者については、上記三つが揃っていなければ、評価を活きたものとすることは
 できないでしょう。評価者研修は、単に評価の目線合わせを行い、あるいは日常で
 使えない知識や小手先のテクニックを習得する場ではありません。
 評価者が、業務の成果を最大化するとともに、組織の力を向上するために評価の
 活用力を身につけ、実行できるようにする場なのです。
 評価を適切に行い、活用していくことは訓練なくして実践することは難しいでしょう。
 しかし、評価者自身が一定レベルに達していれば、逆に期待以上の成果を出すことも
 可能となるでしょう。

 評価が上手く活用できていないと思われる方がいらっしゃいましたら、研修の実施を
 お勧めします。評価に関する知識を習得するだけでなく、制度運用や人材育成の
 必要性を改めて考え直す機会にもなると思います。
 弊社でもより多くの皆様にご活用いただきたいと考え、評価者研修の公開講座を行う
 ことにしました。様々な企業規模、業種・業態の組織の評価者がお集まり
いただきますが、ご参加いただいた皆様が自社や自身の状況を振り返っていただき、
 評価結果を活用する力の土台をつくることを目的として実施しますので、
 よろしければぜひご活用ください。

  【評価者研修】~評価者に必要な意識・スキルを短期間で習得~(1日間)
   http://www.manglobe.com/seminar/open/detail_777.html
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[2010/09/24 11:27] | 評価者 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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